[coLinuxを使う:その2 >> TAP-Win32を使ったネットワーク設定](http://www.2drops.jp/2009/05/colinux_02/)でネットワークに繋がるようになりました。
いよいよ、実用環境にするための設定を行います。
普通の人と順番が違うかもしれませんが、私にあっているのでこの順番で作業を行っています。
作業の流れは以下の通りです。少し盛りだくさんですが・・・
1. ネットワークの追加設定を行う
2. Debian5.0 lenny にアップグレードする
3. 必要なソフト(パッケージ)をインストールする
4. 日付とキーボードの設定
5. Telnet/SSH環境を作る
6. ユーザーの追加
### 手順1. ネットワークの追加設定を行う
このままだと外部に繋がらないので、以下の設定を行います。
編集方法は前回と同じ「editor (ファイル名)」で開いて書き換え→保存です。
#### /etc/resolv.conf
> nameserver 192.168.0.1
#### /etc/hosts
> 127.0.0.1 localhost
> 192.168.40.11 colinux
IPv6の設定は今回使わないので、先頭に「#」を入れてコメントアウトしました。
将来的にも使わないなら、削除しても問題ないかと思います。
#### /etc/hostname
colinux
### 手順2. Debian5.0 lenny にアップグレードする
最新の安定版を使用したいので、アップグレードします。
Debian5.0 lennyは2009年2月に安定版がリリースされました。
/etc/apt/sources.list を編集します。
既に記載されている内容は、先頭に「#」を入れてコメントアウトします。
そして以下の4行を追加して、lennyの情報を読みに行くようにします。
> deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main contrib
> deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main contrib
> deb http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib
> deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main contrib
以下のコマンドでlennyへアップグレードします。
apt-get update apt-get upgrade
途中で2回止まり「y/n?」と質問されます。
両方とも「y」を入力しEnterすると、このような画面になります。
Enterを押していくと、アップグレード完了です。
### 手順3. 必要なソフト(パッケージ)をインストールする
aptitude、sudo、vim、emacsをインストールします。
aptitude:パッケージを管理するシステム
sudo:suに移動しなくても管理者権限で実行できるコマンド(ubuntu使いなら便利さがわかるはず)
vim:軽快なエディタ。簡単なテキスト編集は、こちらが早くて便利
emacs:統合環境のようなエディタ。elipsがあればあるほどもっさりするけど、好みのカスタマイズができる
以下のコマンドでインストールします。
apt-get install aptitude sudo vim emacs
### 手順4. 日付とキーボードの設定
ここまでUSキーボードで設定してきました。
が、やはり不便なのでJP106キーボードに変更します。
以下のコマンドを実行すると、自動的に設定が始まります。
apt-get install console-common console-tools console-data
[Select keymap from arch list]>[qwerty]>[Japanese] と選んでいくと、JP106キーボードになります。
これでキーボードに書かれている文字通り入力できるようになりました。
(USキーボードなんて、:くらいしか入力方法知りませんよ、私は)
次に日付の設定を行います。
以下のコマンドを実行すると設定画面が表示されます。
dpkg-reconfigure tzdata
[Asia]>[Tokyo] と選ぶと、現在の時刻が表示されます。
実際と違うようなら、もう一度コマンドを実行して選択しなおしてください。
### 手順5. Telnet/SSH環境を作る
#### sshのインストール
aptitude install ssh
ここで一度ログアウトします。
「logout」と入力してください。
(exitでもログアウトできますが、完全なログアウトということでlogoutコマンドを使います)
#### Telnetクライアントの設定
Telnetクライアントに私は[PuTTY ごった煮版 0.60](http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/)を使用しています。
以下のように設定すると、画像のようになります。
他のTelnetクライアントは適宜読み替えてください。
設定項目|設定値
—–|—–
ホスト|colinux
ポート|22
プロトコル|SSH
接続(PuTTYでは「開く」)をクリックで接続できます。
PuTTYではセキュリティ警告が出ますが、そのまま[はい]をクリックでOKです。
### 手順6. ユーザーの追加
rootのままだと、いろいろな設定を変更できてしまいます。
初期設定中は便利なのですが、普段はあまり好ましくない状況です。
そのため、手順3.でsudoもインストールしたので、一般ユーザーを追加します。
ユーザー名:test / パスワード:pass1234 を設定すると仮定します。
適宜自分の環境にあわせて変えてください。
useradd test passwd test Enter new UNIX password: pass1234 Retype new UNIX password: pass1234
一度logoutして、新しく作成したユーザーとパスワードでログインしてみてください。
これで、作業環境が整いました。

